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悠久の風7


おひさしぶりです。なんと3ヶ月ぶり… ´▽`

それでも変わらず、悠久の風の続きです^^


「あら、お目覚めですか?」
ラグアの朝食ができあがったらしく宿の女主人は厨房からカウンターまで、
ほかほかと湯気の立った皿を載せたお盆を運んできた。
「この娘、なんなんだ?」
ラグアは戻ってきた女主人を前に、まず最初にそう尋ねる。
女主人は困ったように首をかしげて「分からないんですよ」と言った。
「わたしが今朝、一階に下りてきたら、床にべちょって倒れてて……。
起こそうかなって思ったんですけど、あんまり気持ちよさそうに寝てたから、つい……。
それにこの子、ウチに泊まってるお客さんの家族でもないみたいなんですよね。……そうですよね?」
「うん、そうだよ。」
女主人が確認するように少女に尋ねると、彼女は素直に、そしてどこか申し訳なさそうにして頷いた。
「あのね、わたしがどうしてここで寝てたのかってことなんだけど。
昨日、夜遅くにこの宿屋さんの前にいてね。風がとっても冷たかったから、
朝は寒いんだろうなって思っちゃってね。鍵が開いてたから、入っちゃったの。
それで、誰もいなかったし、そのまま寝ちゃって……」
少女はそこで立ち上がって、女主人とラグアにぺこん、と頭を下げた。
「ごめんなさい、『店長』さん!なんにも言わないで泊まっちゃって。
銀髪のおにいちゃんも、びっくりさせてごめん!」
「………俺は、別に……」
驚きはしたが迷惑というわけではなかったので、ラグアは目を逸らしながら曖昧な返事をした。
一方、
「ええ、済んだことですから。でも、お部屋を用意できなかったとはいえ
一応宿泊代を頂くことになるんですが………」
「金取るのか、あんた……」
「え?いけませんか?」
「いや、別に…………」
ちょっとやそっとでは動揺しない宿の女主人は、宿泊料金の請求を考えていたのだった。
 


yuukyuu7.jpg




GW中ですが、うちの娘は明日も明後日もテストがあるらしく、

勉強しているようです。(…たぶん)

受験生は大変だね。

美味しいお菓子でも用意しておこうと思います^^



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悠久の風6


「悠久の風」の6回目です^^

yuukyuu6.jpg


言い表せない気まずさを感じながら、ラグアは「どうして俺がこんな気まずさを
感じなくてはいけないのだろう」とふと考えたが答えは出ない。
とりあえず、ラグアは少女のことは徹底的に無視することにした。
「おにいちゃん、これから朝ごはんなんだ?」
「…………」
「ていうか、起きるの早いねー。わたし、低血圧だから朝、苦手なんだぁ。」
「…………」
「ん?……わぁ、おにいちゃん、よくみるときれいな顔してるんだねー!『はんさむ』だね!
今風に言うと、『いけめん』って言う奴だね!」
「…………」
「そういえば、髪の毛もきれいだね……おにいちゃんはきれいな人なんだね。銀色、染めたの?
それとも、地毛なの?」
「…………」
「……ん、あぁ、そっか。銀色なら、染めるんじゃなくて脱色しただけってこともあるのかな。
わたし、髪の毛染めたことないからわかんないや。あはは。」
「…………」
ラグアが徹底的無視を決め込んでいるにもかかわらず、少女は幼い子どものような声で
彼に話しかけ続けている。
どうでもいい、他愛のない、時に脈絡のない話を続けている。
楽しそうに。
一人で。
本当に、と。
本当に、なんなんだ、この状況は………?
なんなんだ、この娘は……。
何度もラグアの心の中を巡るその疑問が、再度浮上してくる。
「………」
「あはは。」
ラグアがなんとなく少女に視線を向けると、彼女は意味もなく幸せそうに笑っていた。
少女の無邪気な笑みに、思わず『あの大嫌いな男』を重ねてしまいそうになる。
彼に関する記憶は、あまり思い出したくないものだというのに。
さっさと忘れてしまえたらと、願ってしまうほどのものなのに。
この少女とは、なんの関係もないのに――――――――


お久しぶりです^^お元気ですか?

わたしは、昨日から風邪気味です…(インフルではないみたい)

なかなか暖かくならないですね。

でも少しずつ夕方の暗くなるのが、遅くなってきたような…

春はもうすぐ、かな?

では、また次回もこんな感じで。



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